2015年7月25日土曜日

過去の交通事故について

こんにちは!
「暑いですね〜」のご挨拶が口癖となりつつあります。笑
熱中症が心配ですので、喉の乾きを感じていなくても定期的に水分をとってくださいね。

さて。日々の施術で気が付くのは、交通事故に合った経験のある方の多いこと、多いこと。その中で先日、興味深い症例がありました。
主訴は、首の違和感・口渇・ほてり。30台の男性です。
糖尿病その他の内科的な検査では問題がなく、不調を抱えながら3〜4年も経っており、奥様からのご紹介で来院されました。

話を伺うと、8年前に交通事故にあって顔面を強打し、顔はパンパンに腫れて首はむち打ち、固定用カラーをしばらくして腫れや痛みが引いたところで治療は終了になったそうです。
からだを見せていただくと、全身に緊張があり、常に力が入ったような状態。
事故で強打した頬骨の部分は特にびっくりする程の硬さがありました。
首にも強い力が加わった状態のズレがあり、それを補正するための歪みに加えて姿勢からの歪みもあり、長いことお辛かった事と思います。

足から頭蓋骨まで全身の施術をすると、自然に力が抜けた状態で楽に立てるようになり、からだが浄化されたようだと仰っていました。
施術後 数日して奥様からメールをいただき、旦那様が「ずいぶんと調子がいい、なんだかすごく効果が出ている」と毎日仰っているとの事。定期的にケアされるとの事なので、加えて姿勢に気をつけていただければ、もっともっと良くなると思います。
そして、そんな昔の事故が原因でからだが辛くなっていたなんて考えもしなかった、と仰っていました。

実は、私も大昔に自転車で事故にあった事があります。
その後、何年もしてからオステオパシーの先生に、事故にあった状態でからだが固まってるよ、と言われ驚いた事を覚えています。
だってもう何年も経っているし、もちろん事故による痛みもなかったですから。
ですが、施術してもらった後のからだの軽い事、軽い事。
これが本当に自分のからだかと疑う程でした。笑

何年も怪我の影響を受け続けていても、からだは正解を知っているし治りたがっていたのだな〜と嬉しく感動した経験でした。
オステオパシーはもちろん素晴らしい哲学とテクニックがありますが、最終的には、ご自身の持つ自然治癒力によって改善されていきます。凄いのは「人」なのです♡





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